愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、第27弾。
参加学生6名が北京のトレンドスポットを訪問。
現地調査にむけた事前講義として、北京外国語大学の学生との中国語によるオンライン講座も開かれた。
「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。


愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編
発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 90頁 ISBN 978‒4‒86333-226‒3 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円)2026年3月25日発行
愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、第27弾。
参加学生6名が北京のトレンドスポットを訪問。
現地調査にむけた事前講義として、北京外国語大学の学生との中国語によるオンライン講座も開かれた。
「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。
新職業を巡る中国の社会背景
中国のネット空間における“city 不city” のひろがり
「中国游」から見る若者のSNS 利用
「以旧換新」政策と青年世代──政策効果と課題の分析
中国ショートドラマの流行と特長
なぜ若者は「寝そべる」のか──現代中国における「内巻」する社会と消極的抵抗

大宮冬洋・広中一成 著
大橋裕之 イラスト
四六判/並製カバー装 232頁(カラー口絵7頁)
ISBN 978-4-86333-228-7 C0039
本体価格 1,700円(税込1,870円) 2026年3月20日発行
新住民が見つけた地域のコアな魅力
旧住民が綴る戦争・事件・桃色の記憶
本州のほぼ中心に位置する、愛知県蒲郡(がまごおり)市。陽光のふる山々に囲まれ、豊かな里海 三河湾を眼前に臨む海辺の街。
そんな蒲郡へやってきた移住者である「新住人 大宮」と、蒲郡で生まれ育った歴史学者「旧住人 広中」がタッグを組み、蒲郡の現在と過去に迫る。
ふたりの偏愛が語る、観光ガイドや市史には描かれていない、蒲郡のもの語り。
著者紹介
大宮冬洋(おおみや・とうよう)
1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。
一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。
著書に、『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)、『循環型生活のすすめ~お金に頼らずに豊かに暮らす方法~』(リビルド出版)など。
広中一成(ひろなか・いっせい)
1978年愛知県蒲郡市生まれ。愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。現在は愛知学院大学文学部歴史学科准教授。専門は中国近現代史、日中戦争史、中国傀儡政権史。
主要著書に『七三一部隊の日中戦争 敵も味方も苦しめた細菌戦』(PHP研究所)、『後期日中戦争 太平洋戦争下の中国戦線』『後期日中戦争 華北戦線 太平洋戦争下の中国戦線II』(KADOKAWA)など。
【巻頭カラー】蒲郡駅前おたのしみマップ(フリーペーパー『蒲郡偏愛地図』より)
はじめに
第1章 近所を深掘りするために作り始めたフリーペーパー『蒲郡偏愛地図』
第2章 地下街、水族館、花火……。僕が好きな場所と人
第3章 鮨、焼き鳥、和菓子……。僕が好きな店と人
第4章 漁師から買った魚をご近所と分ける。僕が好きな「地魚」と人
第1章 蒲郡と戦争
第2章 戦後蒲郡事件史
第3章 がまごおり駅前桃色ヒストリー
あとがき


枅川薫著
A5判変形/スリーブ 158頁(カラー写真5葉)
ISBN978–4–86333–225–6 C0092
本体価格 2,700円(税込2,970円) 2025年11月27日発行
尻ポケットに酒瓶を潜らせ流浪していた枅川君。
その地獄への想いがいま詩世界に羽ばたく。 ────辻惟雄
此の地に在りて彼の地を幻視する詩人・枅川薫。
主に第一詩集『不治者の夜』(永井出版企画、清水昶解説)以降に発表された詩を厳選し、美術批評と旅のエッセイを加えた17篇を収める。
「懐かしい未来に向けて再び現世に埋め戻す〈魂鎮めの書〉」(前口上)として、詩と批評とエッセイが響き合う作品集。
「出花朽村記」より
光る雪
くまたかゆき
わしゆきいぬゆき
やかんゆきとびゆき
ふくろうゆき
しろしろ
ゆけゆけ
執筆者紹介
枅川薫(ひじきがわ かおる)
1945年京都府に生まれる。名古屋市在住。丹野文夫や清水昶の知遇を得、詩誌『ひびき』『菊屋』等に寄稿。また、辻惟雄に師事し東洋日本美術を学んだ。詩集に『不治者の夜』(永井出版企画)がある。
墨の刻 前口上 鈴木忠弘
蒼の刻 風葬遍路
冥路
石をのける
南無
屍室
竹
出花朽村記
社
水一族
稚兒ケ淵情歌
病歴
夜の華
闇帰郷
除夜数エ歌
朱の刻 廢血の過去帳百物語
平安末期序論
風景のこしかた行方
白の刻 跡書き

飯塚英明著
『光陰 白鳥事件と北大の学生運動』出版実行委員会編
A5判/上製カバー装 360頁 ISBN978–4–86333–224–9 C0031
本体価格 3,000円(税込3,300円) 2025年10月14日発行
1952年1月21日に札幌市で、白鳥一雄警部射殺事件(白鳥事件・しらとりじけん)が発生。事件関係者の共産党員10人の若者たちは、中国へと逃れた。
著者は1990年代に中国で関係者の1人と偶然に出会い、人柄に惹かれるとともに、白鳥事件と事件後の彼ら10人の希望や苦悩を知ることとなる。
当事者からの聞き取りや資料を用いて、移りゆく時代と社会を背景に、事件とその後を、北海道大学の学生運動を、また帰国者と大陸に残った者とのギャップを浮かび上がらせた書。
執筆者紹介
飯塚英明(いいづかひであき)
1948年北海道浦河町生まれ。
1999年北海学園大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。
1994年コープさっぽろ中国対策室室長兼株式会社札幌華桜開発取締役を経て、1995~98年中国北京京道快餐有限公司董事兼総経理・中国北京長桜印刷有限公司董事の任で北京住。
本書をお読みになる、みなさんへ
〇・一 白鳥事件と日本共産党
〇・二 白鳥事件逮捕者と関係者
〇・三 白鳥事件中央対策協議会の大衆運動と最高裁「白鳥決定」
一・一 日本の総力戦体制の形成と戦後体制
一・二 敗戦後の政党再編
一・三 米国の占領政策の転換とソ連と中国の動き
一・四 朝鮮戦争前夜の米・中・ソの思惑と日本共産党
一・五 朝鮮戦争の開戦と米国の参戦
一・六 中国の参戦と日本の情況
二・一 白鳥事件関係者の戦後と新制北大
二・二 北大の学生運動と共産党組織
二・三 講和条約と安保条約の同時締結
二・四 軍事方針の深化(中核自衛隊の結成)
二・五 軍事方針下における北大の学生運動
三・一 白鳥事件の前夜と発生
三・二 白鳥事件当日の白鳥札幌市警警備課長と中核自衛隊員の行動
三・三 「天誅ビラ」の配布と事件後の捜査
三・四 軍事委員会と中核自衛隊の解散
三・五 白鳥事件の小括(刑事弁護の実体的真実とデュープロセス)
四・一 白鳥事件後の北大の学生運動
四・二 白鳥事件後の軍事部門の解散と白鳥関係者の動き
四・三 朝鮮半島統一と日本革命の失敗と責任問題
四・四 ソ連共産党第二〇回大会(スターリン批判)と日本共産党六全協
五・一 中華人民共和国の成立と新民主主義革命
五・二 中国人民大学分校へ入校と四川省での生活
五・三 社会主義改造と重工業優先発展
五・四 農村の飢餓と大躍進運動の調整
五・五 日本共産党第八回全国大会と新たな任務
五・六 中ソ両共産党の対立と日中両共産党の決裂
五・七 文化大革命への参加と日本共産党批判
五・八 文化大革命の終息と日中国交回復
六・一 第一次三人の日本帰国と北大闘争
六・二 日本共産党(左派)の建設と第二次・第三次の帰国
六・三 帰国者の白鳥事件真相究明の動き
六・四 鶴田倫也の証言と帰国の誘い
白鳥事件と私──あとがきに代えて
図表一覧
参考文献

塩山正純・朱鳳 編著
B5判/並製カバー装 140頁 ISBN 978–4–86333–223–2 C3033
本体価格 3,600円(税込3,960円) 2025年9月30日発行
第四代ブラウン大学学長を務めたフランシス・ウェーランド(Francis Wayland)のThe Elements of Political Economy は1837年にアメリカで初の経済学の専門書として出版され、国内外を問わず広く読まれた。日本では1867年に福沢諭吉が慶應義塾の教科書に定め、明治期の「ウェーランド・ブーム」を牽引した。
代々長崎の唐通事を務めた家系の何礼之は、ウェーランドが講義用に編集した簡略版テキストElements of Political Economy: Abridged and Adapted to the Use of Schools and Academies を1872年に『世渡の杖── 一名経済便蒙』として翻訳。知識人だけでなく市井の商人を読者として想定し、誰もが読みやすい経済書を目指した。
本書は何礼之訳『世渡の杖── 一名経済便蒙』(正編巻之一、二)の解題と影印・翻字を収録。日本資本主義経済の黎明を探る歴史的資料。
塩山正純(SHIOYAMA Masazumi)
1972年和歌山県生まれ。愛知大学国際コミュニケーション学部教授。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門領域:中国語学。
朱鳳(ZHU Feng)
1962年中国上海市生まれ。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部教授。京都大学大学院人間環境学研究科文化・地域環境専攻博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門領域:中国語学。
まえがき
解題1 何礼之訳『世渡の杖── 一名経済便蒙』
出版の背景と幾つかの特徵 ……… 塩山正純
解題2 『世渡の杖── 一名経済便蒙』の翻訳考 ……… 朱 鳳
翻字凡例

早野禎二著
A5判/上製カバー装 348頁 ISBN978–4–86333–222–5 C3036
本体価格3,900円(税込4,290円) 2025年3月10日発行
精神障害者にとって「自立」とは何か。社会がどう変われば、精神障害者は生きやすくなるのか。
社会システム自体を対象として、歴史、経済、文化の視点から精神障害者と社会の関係をとらえ、「自立」の問題を考える。
新しい社会システムの構想は「生きにくさ」を抱えるすべての人の価値観に問いかける、示唆に富む一書。
早野禎二(はやの ていじ)
1961年生まれ。東海学園大学経営学部准教授。社会学 、障害者福祉。
1.精神障害者の概要と雇用実態
2.精神障害者施策の歴史
3.社会福祉基礎構造改革と「自立」
1.障害者自立生活運動における「自立」の問題
2.精神障害者社会復帰論争──「自立」と「社会復帰」をめぐる問い
1.精神障害者と医療の歴史
2.障害の社会的構成論──デュルケーム、サズ、ゴッフマン、シェフの社会学理論
3.産業社会における「病者役割」と「治療」「回復」論──パーソンズ理論における「健康」と「病気」の問題
1.マルクスの資本経済システム理論における「就労自立」の問題
2.「就労自立」と福祉制度──イギリス社会福祉制度史の検討
1.「就労自立」価値観の転換──障害の受容論
2.「福祉を達成する自由」としての潜在的能力──アマルティア・センの理論と社会関係資本の視点
1.患者会活動の事例
2.個人のライフヒストリー事例
1.市場経済を地域社会に包摂する経済システムの構築──ポランニー理論の視点から
2.「健常」と「障害」の区分を超える地域共生文化

愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編
発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 112頁 ISBN 978‒4‒86333-219-5 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2025年3月20日発行
愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、第26弾。
農村開発・農村ツーリズムの2チームで、中国北京郊外の農村を訪問。
現地調査にむけた事前講義として、北京外国語大学の学生との中国語によるオンライン講座も開かれた。
「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。
都市と農村の義務教育格差を減らすには
スマート化,デジタル化が中国の農村開発に与えた影響
三農問題と農村ツーリズム
農村開発における高学歴人材の役割──高い技術と教養が拓く農業の新時代

加納 寛著
A5判/上製カバー装 6+230(全236)頁 ISBN978–4–86333–214–0 C3020
本体価格2,700円(税込2,970円) 2025年3月25日発行
「大東亜戦争」期、アジアにおける完全な独立国であったタイ(シャム)。
大東亜共栄圏を目指す日本のプロパガンダの訴求先の一つであった当地にむけて、各分野におけるメディアミックスが展開された。
本書は、先行研究の紹介に加え、さまざまな媒体のなかから主として文化宣伝誌『日泰文化』、タイ語グラフ誌『カウパアプ・タワンオーク』、多言語併記グラフ誌『フジンアジア』を取り上げ、当時の国際情勢における日タイ双方の視角から「大東亜戦争」を見つめ直す。
著者紹介
加納 寛 (かのう ひろし)
学校法人愛知大学常務理事・副学長、国際コミュニケーション学部教授。
1970年名古屋市生まれ。愛知県立明和高等学校、名古屋大学文学部卒業、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。1998年、愛知大学国際コミュニケーション学部専任講師。同助教授、同准教授、同教授を経て、2023年より現職。
公認心理師、臨床心理士、測量士。
編著書に『書院生、アジアを行く:東亜同文書院生が見た20世紀前半のアジア』(あるむ、2017年)、訳書にプリーチャー・ヌンスック『タイを揺るがした護符信仰』(第一書房、2009年)。

阪井芳貴編
A5判/並製カバー装 266頁 ISBN978–4–86333–210–2 C1030
本体価格3,600円(税込3,960円) 2024年12月25日発行
東海地方から日本・アジアの文化を俯瞰する
沖縄学・文学・歴史・芸能・工芸・民俗・信仰・食・ことば──
学びの原点を同じくする著者たちが、学術的アプローチのみならず、文化活動の実践から見えてくるものなど、多彩な視座から地域文化を考える。
編者紹介
阪井芳貴(さかい よしき)
1957年生まれ 名古屋市立大学名誉教授、沖縄県美ら島沖縄大使
本書を手に取られたみなさまへ 阪井芳貴
折口信夫と沖縄学と 小括 阪井芳貴
近代名古屋と琉球舞踊 ──御洒落会との関わりを追う 水野楓子
黎明期の七里の渡し 伊藤信吉
梯子獅子舞における櫓の意義 ──演じる場の構造と信仰 牧野由佳
大名日記にみるやきもの事情 ──江戸における萬古焼とその評価 浅川充弘
「八雲琴」の復興・伝承活動 ──中山琴主に遡り、今に示す 渡邊良永
名古屋市指定無形文化財 催馬楽「桜人」 安藤恵介・渡邊良永
サバの姿ずし ──名古屋市守山区志段味地区の郷土料理 野田雅子
幕末におけるコレラの蔓延と狼信仰 長谷川恵理
「迷子」もしくは「道草」 樫内久義
「有田陶祖の神」になった李参平 李 廷
日本とモンゴルの犬に関することわざについて 包 英春
蜜月時代を懐かしみ、その再来を願う者から寄せる祝辞 天久 斉
私と沖縄 檜作友里
沖縄病にかかって 木村仁美
文化を主体的に育む「MARO」の活動 橘 尚諒
私の原点 寺岡 葵
あとがき 浅川充弘

バディ・みなみやま著
A5判/並製 138頁(巻頭カラー) ISBN978-4-86333-213-3 C0073
本体価格2,000円(税込2,200円) 2024年12月1日発行
身も心も毎日がスウィング。
幼少期から観るもの聴くもの欧米志向著者紹介
バディ・みなみやま
昭和25年三重県生まれ。南山大学卒。
名古屋市を生活圏としてジャズ道に邁進。
サラリーマンの傍ら、ディスコグラファー、『ジャズ批評』『スイングジャーナル』等でライターとして活動。名古屋ブルーノートジャズアドバイザー(2003–2012年)のほか、ラジオ番組のナビゲーターも務めた。
半世紀を越えるレコード蒐集を皮切りに“ジャズ”に関するコレクター。コレクションは、音盤・映像、雑誌、文献、写真集、ツアーパンフ、ポスターほか、約2万点以上を誇る。
主な得意分野(洋楽のみ)はスウィングジャズ、モダンジャズ、ビッグバンド、ジャズ・ヴォーカル系。
巻頭カラー Art of Excellence アナログギャラリー“今月の一枚”
プロローグ
Preface ジャズのゴミ屋敷こそは人生の彩
1 ビギン・ざ・ビギン“世迷い言・道楽趣味”事始め
2 名古屋の“ハコ”事情
3 まさかの大物ジャズメンに続々とお目通り なんでもありの顛末記
4 ジャズメンたちの愛すべき素顔拝見 おっと!?失礼……プライバシィを覗き見
●閑話休題 名古屋ブルーノート♪裏話アラカルト
5 直に触れ合えた名ドラマーたち ジャズマン交流日記(ドラマー編)
●脱線与太話 思い出深い♪彼の地のハコたち
6 極上のスウィングも生歌から ジャスメン交流日記(ジャズヴォーカリスト編)
7 印象深き恩人ミュージシャンたち ジャズメン交流日記(オーケストラ編)
8 私の贔屓ピアニストたち ジャズメン交流日記(ピアニスト編)
●One More Time ! ジャズ界レジェンドたちと♪
9 “ジャズ”モノ書き
あとのつぶやき
深甚の謝意を込めて

公文宏和著/山海往還出版実行委員会 編
A4判/並製カバー装 264頁 ISBN978-4-86333-211-9 C0060
本体価格3,600円(税込3,960円) 2024年10月26日発行

Fujita Yoshihisa
Translated by Douglas Robertson Reynolds and Paul Sinclair
藤田佳久著
ダグラス・ロバートソン・レイノルズ、ポール・シンクレア訳
A5判/上製カバー装 216頁 ISBN 978–4–86333–208–9 C3020
本体価格3,000円(税込3,300円) 2024年3月発行
著者・翻訳者紹介
Author(著者)
Fujita Yoshihisa. 藤田佳久 愛知大学名誉教授
Translators(翻訳者)
Douglas Robertson Reynolds. ダグラス・ロバートソン・レイノルズ(1944-2020)
Paul Sinclair. ポール・シンクレア カナダ・レジャイナ大学経営学部准教授
Introduction
Chapter 1. Prologue
Chapter 2. Arao Sei Reconsidered
Chapter 3. The Foresight of Konoe Atsumaro
Chapter 4. Nezu Hajime: A Literary and Military Prodigy
Chapter 5. In the International Metropolis of Shanghai
Chapter 6. The Big Trip
Chapter 7. In the Eye of a Storm
Chapter 8. Some Shoin Graduates Become Shining Stars
Chapter 9. The Birth of Aichi University
Chapter 10. A Leap into the Future
Postscript
Chronology
Reference and Related Works

愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編
発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 120頁 ISBN978‒4‒86333-207-2 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2024年3月20日発行
中国「伝統衣装」の発展と儒学の影響──唐・宋時代を中心として
唐・元・清朝期における服装の「漢化」と「胡化」──「中華民族多元一体構造」論との関連から
旗袍の近代革命──誰が「チャイナドレス」を作ったか
女性の社会進出がメディアに与えた影響
中国人にとっての「家族」とはなにか?──ドラマ『小歓喜』から見る日中における家族観と教育観の違い
映像のなかの日中伝統文化の表現──両国の美学とロマンの相違

石黒 淳
A4判/上製カバー装 xii+262(全274)頁 ISBN978‒4‒86333‒200‒3 C3070
本体価格 10,000円(税込11,000円) 2024年3月3日発行
「はじめに」より
インド中央部にある寒村カジュラーホに遺るヒンドゥー教寺院は壮観だった。外壁の神々や天女立像、ミトゥナ(「男女一組」の意)の立像などは洗練されていて美しかった。 カジュラーホは村に散在する寺院も豪華で素晴らしいが、当時は村人も少なく、観光客もほとんど訪れない、のどかで心休まる場所でもあった。 カジュラーホは私にとって心の故郷のようなところである。カジュラーホに行くと、ただいま ! という気持になる。何度行ってもまた行きたくなる、そんな場所でもある。 一般にはあまり知られていないカジュラーホとカジュラーホのヒンドゥー教寺院のことを、本書を介して、少しでも知って頂くことを願っている。
石黒 淳(いしぐろ あつし)
1945年 愛知県名古屋市に生まれる。
1969年 名古屋大学文学部(美学美術史)卒業。
1970~1971年 インド政府奨学生としてカシミール大学に留学。
1976年 名古屋大学大学院博士課程中退。同年~1985年 同大学文学部助手。
1985~1990年 名古屋造形短期大学助教授。
1990~2016年 愛知学院大学文学部教授。
1993~1994年 同大学在外研究員としてハーバード大学にてP.チャンドラ教授のもとでインド美術史を研究。
1 ラクシュマナ寺院
2 ヴィシュヴァナータ寺院
3 カンダリヤー・マハーデーヴァ寺院
4 デーヴィー・ジャガダンバー寺院
5 チトラグプタ寺院
1 ヴァーマナ寺院
2 ジャヴァーリ寺院
1 ドゥーラーデーオ寺院
2 チャトゥルブジャ寺院
参考文献
写真一覧

陳又津 著 明田川聡士 訳
四六判/フランス装 344頁 ISBN978-4-86333-198–3 C0097
本体価格2,300円(税込2,530円) 2023年10月25日発行
人類史上最大の高齢者時代がやってきた!
暴走老人+家出美少女+クラウド・ベイビー+台湾一周青年
=インターネットコミュニティ「霊界通信」
国民党退役軍人の
老陳
は、病院で知り合った
老姜
と義兄弟の契りを交わし、旅に出ることにした。
大学生の
江子午
は自分探しのため、ヒッチハイクで台湾一周を目指している。台東で雨宿りするなか、二人の老人と出会う。
トランスジェンダーの
莉莉
は15歳、女子校で美少女体験中。突然死した
六爺
からのメッセージを受信し、お葬式を出すことに。
バス旅行で父を亡くした
梅宝心
は、海上で散骨中に死んだはずの父からの友達リクエストを受け取る。
それぞれ異なる性、年齢、人生を歩む「わたし」を語り手とする四章の物語は、医療・介護の問題などに題材を広げながら、ときに皮肉、風刺、ブラックユーモアを交えて描き出される。
陳又津(ちん ようしん)Eugene Yuchin Chen
1986年、台湾・台北近郊の三重生まれ。作家、エッセイスト。国立台湾大学戯劇系卒業、同修士課程修了。
著作に『跨界通訊』(本書、印刻出版、2018)、『少女忽必烈』、『我有結婚病』、『我媽的宝就是我』、『新手作家求生指南』、『準台北人』など。受賞歴に時報文学賞(2014)、香港青年文学賞(2013)、新北市文学賞(2011)など。
明田川聡士(あけたがわ さとし)
1981年、千葉県生まれ。獨協大学国際教養学部准教授。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専攻は台湾文学・台湾映画、現代中国語圏の文学と映画。
♦台湾文学セレクション
重層的な共同体の記憶のなかに多様なアイデンティティを受容する台湾から、世界にひらかれた現代文学作品を紹介するシリーズ。
編集委員:黄英哲・西村正男・星名宏修・松浦恆雄
再生──日本の読者へ 陳又津
春の章 死に急ぐ老人──陳秋生の二カ月前
夏の章 クラウドで逢いましょう──江子午の今
秋の章 美少女体験──莉莉の十年前
冬の章 霊界通信──梅宝心の一年後
「新二代」作家が描く少子高齢社会のいま 明田川聡士

Editor: Shin’ichi Sakuraki and Peter Kornicki
Publisher: The Japan Academy
Distributor: ARM Corporation
編集:櫻木晋一/ピーター・コーニッキー
発行:日本学士院
発売:あるむ
A4判/上製カバー装 262頁 ISBN 978-486333-196-9 C3021
本体価格 10,000円(税込11,000円) 2023年6月30日発行
日本古貨幣のコレクションを世界に紹介する JAPANESE ANCIENT COINAGE シリーズの第1巻。
デンマーク国立博物館が所蔵する、明治初期に二人のデンマーク人ブラムセンとクレブスによって収集された日本古貨幣1278枚(中国・韓国・ベトナム貨幣44枚を含む)について、詳細な貨幣情報の一覧とともにすべての原寸大カラー図版を収録。そのコレクションは、日本古代銭貨である皇朝銭から近世初期の銭貨、寛永通寳、古金銀、明治期以降の近代貨幣類に及ぶもので、古銭学研究者・収集家にとって必見の一書。
Authors(執筆者):
Shin’ichi Sakuraki(Professor, Asahi University)
Peter Kornicki(Emeritus Professor, University of Cambridge)
Nobuhisa Furuta(Former researcher, Institute of Oriental Currency)
Rasmus Holst Nielsen(Curator, National Museum of Denmark)
Michael Andersen(Head of Research, National Museum of Denmark)
Hisashi Takagi(Professor, Osaka University of Economics)
Coin authentification and appraisal(貨幣鑑定):
Nobuhisa Furuta
Forord (Rane Willerslev, Direktør, Nationalmuseet)
Preface (Rane Willerslev, Director General of the National Museum)
Acknowledgments (Shōichi Satō)
The Making of This Catalogue (Shin’ichi Sakuraki and Peter Kornicki)
The Royal Collection of Coins and Medals (Rasmus Holst Nielsen and Michael Andersen)
William Bramsen and Otto Krebs: Two Danish Coin Collectors in Meiji Japan (Peter Kornicki)
Bramsen’s Will and an Obituary (Peter Kornicki)
Catalogue of Bramsen’s Japanese Numismatic Books (Peter Kornicki)
The Coins of Japan (William Bramsen)
Notes on Japanese Iron Coins (William Bramsen)
Commentary on Bramsen’s Numismatic Writings (Shin’ichi Sakuraki)
A Short History of Currency in Premodern Japan: From the Introduction of Metal Currency to the Development of the Modern Japanese Yen (Hisashi Takagi)
The Gettan Numismatic Circle and the Bramsen Collection (Nobuhisa Furuta)
An Introduction to the Coins in the Bramsen Collection (Shin’ichi Sakuraki)
Catalogue of the Coins Collected by Bramsen and Krebs (Shin’ichi Sakuraki)
Section 1 Early coinage in Japan
Section 2 Coins of the Ryūkyū Kingdom
Section 3 Mochūsen 模鋳銭 (Copies of Chinese coins)
Section 4 Early modern period
Section 5 Kajiki-sen 加治木銭
Section 6 Kan’ei-tsūhō 寛永通寳—old series (pre 1668)
Section 7 Kan’ei-tsūhō 寛永通寳—new series
Section 8 Kan’ei-tsūhō 寛永通寳—4-mon coins
Section 9 Coins thought to have been minted in Nagasaki
Section 10 Hōei-tsūhō 寳永通寳—10-mon coins
Section 11 Tenpō-tsūhō 天保通寳—100-mon coins
Section 12 Bunkyū-eihō 文久永寳—4-mon coins
Section 13 Local currencies
Section 14 Essay coins
Section 15 Gold koban 小判
Section 16 Gold bu 分 and shu 朱
Section 17 Gold ōban 大判
Section 18 Gold five-ryō-ban 五両判
Section 19 Gold bu 分 and shu 朱 of Kōshū 甲州
Section 20 Assorted gold pieces
Section 21 Silver chōgin 丁銀
Section 22 Silver mameitagin 豆板銀
Section 23 Silver kirigin 切銀
Section 24 Silver monme-gin 匁銀 and nanryō-gin 南鐐銀
Section 25 Silver bu 分 and shu 朱
Section 26 Local silver coinage
Section 27 Silver plates
Section 28 Modern type coins
Section 29 Foreign (China, Korea, Vietnam)
Plates
このたび、日本学士院による研究補助を受けて、JAPANESE ANCIENT COINAGE Ⅰ(『日本古貨幣カタログ』第1巻)デンマーク国立博物館所蔵ウィリアム・ブラムセンコレクションを刊行する運びとなった。われわれが2018年2月に現地の博物館を訪問して日本古貨幣の調査を開始してから、コロナ禍もあって5年以上経過したが、ようやく完成にこぎつけた。本書はA4判ハードカバー(262頁)で、同博物館所蔵の日本貨幣に分類される1278枚(中国・韓国・ベトナム貨幣44枚を含む)すべての原寸大カラー図版を132頁にわたって収録する。本文は英語で書かれているが、貨幣一覧表では日本人読者の利用に供するため、古銭学的細分類などをすべて日本語で記載した。
本書の内容を簡単に紹介すると、まずデンマーク国立博物館に所蔵されている日本の古銭と古銭書に関する調査の経緯、同博物館担当者による貨幣資料の所蔵にかかわる歴史などの解説がなされている。さらに、明治初期に本資料を収集した二人のデンマーク人ブラムセンとクレブスについての人物紹介、そしてブラムセンが残した遺書についても紹介されている。また、ブラムセンは古銭だけではなく、古銭関連の書籍類もかなり残しており、その具体的な書誌情報が示されている。ブラムセン自身が書き残した古代銭貨から文久永寳までの日本貨幣史である「The Coins of Japan」(1880年出版)と、日本の鉄銭に関する考察である「Notes on Japanese Iron Coins」(1882年出版)については原文を載せ、櫻木がこのふたつの論考に対してコメントをした。さらに、日本史に不案内な読者を意識して前近代の日本貨幣略史を掲載するとともに、ブラムセンが明治10年(1877)前後に活動の舞台としていた月旦古泉会の『月旦衆評泉譜』に載っている貨幣についても考察している。最後に、ここに収録される貨幣資料は日本貨幣をほぼ網羅しているため、個々の貨幣ごとの解説を加えた。
この古銭資料については、一部の専門家の間ではその存在が知られていたが、数点が2017年に国立公文書館で開催された特別展で紹介された以外は、詳細が明らかにされていなかった。したがって、このカタログの刊行により、デンマーク人のウィリアム・ブラムセン(1851-1881)とオットー・クレブス(1838-1913)が明治初期に収集したコレクションの全貌が明らかとなった。クレブスコレクションは本来120枚であったが確認できるものは118枚であり、ブラムセンコレクションは1000枚を超える質・量ともに優れたものであることが分かった。
以下に、このコレクションの古銭学的観点から見た特徴を概観しておく。
日本古代銭貨である皇朝銭から近世初期の銭貨、寛永通寳、古金銀、明治期に入っての近代貨幣類と、バランスのとれたコレクションを目指していたものと考えられる。
皇朝銭では和同開珎の古和同笹手銀銭や大字銅銭、近世初期の銭貨では永楽通寳背桐紋金銭、元和通寳銀番銭の彫母2点、加治木銭の中字背加、小字背木、寛永通寳では背元類の彫母や明和期四文銭の大頭通、離用通、文久永寳で直永の錫母といった珍しい種類の母銭も多く含まれる。なかには珍奇な母銭を装った模造品も含まれるが、参考資料的にはまたとないようなまとまったコレクションである。その他、幕末期の試鋳貨と目される慶應通寳などの諸銭類も多く収蔵されており、徳島藩の阿州通寳や土佐藩の多くの試鋳貨など、あまり目に触れることの少ない品々が含まれている。
また、コレクション中には多くの玩賞品とされる金銀貨が含まれている。当時、『金銀図録』に掲載されているような地方の金銀貨などは、収集界でも真贋の価値判断の途上であったと思われる時期で、結果として多くの玩賞品を収集することになったとも言える。明治初期頃までの模造品の状況を把握する上でも、貴重な資料といえよう。
明治10年に、金工家の加納夏雄(1828-1898)が奈良西大寺出土の開基勝寳を基に原型を彫刻、名越弥五郎(-1629)が鋳造したとされる模造品の開基勝寳金銭も1枚収蔵されている。日本国内に数枚存在すると思われるこの金銭だが、本書で確認できる意味は大きい。
(櫻木晋一)

原田忠直 著
A4判/上製カバー装 240頁 ISBN978‒4‒86333‒199‒0 C3030
本体価格 3,000円(税込3,300円) 2022年3月25日発行
「生意人」が生み出す「利潤の社会化」と経済活動における「自由の実現」という未知なる価値を導き出す。
「包」から読み解く中国社会経済論。
執筆者紹介
原田忠直(はらた ただなお)
1963年生まれ。日本福祉大学経済学部教授。中国経済。
主な論文に「中国における農地の「集団所有」と「包」についての一考察」「中国における市場の「自由」と「包」についての一考察」「「包」の「特殊性」から読み解く「中国経済のシェーマ」─柏祐賢と加藤弘之が探し求めた中国研究の核心」など。
はじめに
1 本書の課題と意義
2 個人的な動機
1 「習性化」と「自生的秩序」の概念
2 「擬態」の概念と「生意人」
3 内山完造の「包」論
4 費孝通の「差序格局」
1 「生意人」と「包の倫理的規律」
2 「生意人」と「包の経済組織」
3 「包の経済組織」の再定義と「利潤の社会化」
4 「包の経済組織」の擬態化と経済的要因
1 「先富論」と「生意人」
2 地縁血縁者と「生意人」
3 景気動向と「包の経済組織」および萌芽的な「生意人」の存在意義
1 柏が捉えた「包」的な農業経営
2 上海市近郊農村における専業農家の変遷過程
3 上海市近郊農村における合作農業の変遷過程
4 「承包権の割替え」と「三権分置」の成立
1 経済学者が捉えた中国の自由
2 「曖昧な制度」と自由
3 「生意人」の自由
注/引用文献
あとがき

愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編 発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 180頁 ISBN 978‒4‒86333-193-8 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2023年3月20日発行
愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、第24弾。
観光開発・政策/コロナと観光/旅行ニーズ/スタディツーリズムの4チームにわかれ、オンライン調査を実施。
北京外国語大学の学生との融合学習の一環として、中国語によるオンライン講座も開かれた。
「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。
農村地域の観光政策──「農家楽」から見る農村部における観光形態の発展
中国歴史文化地域の観光開発
日中の新型コロナ禍における防疫政策の比較
新型コロナ禍で中日政府が企業に行った政策・支援の違い
中国におけるオンライン旅行ニーズと対日認識
訪日中国人の消費行動からみる旅行ニーズ
復興ツーリズムに対する被災地住民の感情と認識に関する研究
「スタディツーリズム」を取り巻く非政府による運営

仁欽 著
A5判/並製 246頁 ISBN 978-4-86333-194-5 C3030
本体価格 3,000円(税込3,300円) 2023年3月25日発行
搾取から民主へ。大きな社会構造の変化を受容し、文化大革命、社会主義的改造、撥乱反正を経た内モンゴル牧畜地域社会の姿を解明する。
参考文献
初出一覧

土屋有里子
四六判/上製カバー装 244頁 ISBN978–4–86333–190–7 C0093
本体価格 2,600円(税込2,860円) 2022年10月15日発行
全貌の探究と深奥へのいざない
鎌倉時代、尾張国長母寺の無住によって編纂された『沙石集』。
複数の伝本が成立したこの仏教説話集は、多くの人々に読みつがれた。
その教えは今を生きる我々にも気づきを与えてくれる。
無住最晩年の著作『雑談集』よりその人となりにふれ、『沙石集』への理解を深める。
土屋有里子(つちや ゆりこ)
東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻単位取得退学。博士(文学)。学習院女子大学国際文化交流学部日本文化学科准教授。著書に『内閣文庫蔵『沙石集』翻刻と研究』(笠間書院、2003年)、『『沙石集』諸本の成立と展開』(笠間書院、2011年)などがある。
あとがき
無住関連地図
無住関係略年表
主要参考文献

國分英俊・國分愛子 著/写真
A5判/並製カバー装 363頁(オールカラー) ISBN978-4-86333-181-5 C0072
本体価格 2,500円(税込2,750円) 2022年4月25日発行
島の四季折々の移ろいを夫婦二人三脚で撮り綴った“対馬の植物”写真集。
対馬固有種を含む708種を掲載。
「あとがき」より
この写真集で多くの人が自然に親しむ機会が増えることを期待しています。
とくに未来の対馬の自然を託す子どもたちに自然に親しみ、楽しむ気持ちをもってほしいと願っています。

川口高風 編著
B5判/並製カバー装 310頁 ISBN978‒4‒86333‒187‒7 C3015
本体価格 4,000円(税込4,400円) 2022年4月8日発行
刷物からみる、江戸・明治・大正・昭和期の名古屋の仏教。
蒐集した木版刷および活版刷のなかから、当地の寺院の由緒書、縁起(記)、観募帳、講帳、番付風見立て資料などを翻刻・解説する。
本書は、同時刊行の『名古屋の仏教【資料編】──「能仁新報」よりみる──』の姉妹編である。
川口高風(かわぐち こうふう)
1948年名古屋市生まれ。
愛知学院大学名誉教授、博士(仏教学、駒澤大学)、法持寺住職。
主な著書に『法服格正の研究』(第一書房)、『尾張高野八事文庫書籍目録』(第一書房)、『愛知県曹洞宗寺院集覧』(愛知県郷土資料刊行会)、『諦忍律師研究』(学位論文・法藏館)、『明治前期曹洞宗の研究』(法藏館)、『熱田白鳥山法持寺史』(法持寺)、『志は老いず』(大法輪閣)、『修訂 曹洞宗の袈裟の知識』(曹洞宗宗務庁)、『大本山永平寺名古屋別院奉安殿護國院史』(奉安殿護國院)など。

川口高風 編著
B5判/並製カバー装 522頁 ISBN978‒4‒86333‒188‒4 C3015
本体価格 5,000円(税込5,500円) 2022年4月8日発行
新聞が伝えた、明治中期の名古屋の仏教。
明治23~33年名古屋で発行された仏教新聞「能仁新報」から、記事を選び出し翻刻・解説。覚王山日泰寺仏骨奉迎をはじめ、当時の仏教界の動向を明らかにする。
本書は、同時刊行の『名古屋の仏教【資料編】──木版資料よりみる──』の姉妹編である。
川口高風(かわぐち こうふう)
1948年名古屋市生まれ。
愛知学院大学名誉教授、博士(仏教学、駒澤大学)、法持寺住職。
主な著書に『法服格正の研究』(第一書房)、『尾張高野八事文庫書籍目録』(第一書房)、『愛知県曹洞宗寺院集覧』(愛知県郷土資料刊行会)、『諦忍律師研究』(学位論文・法藏館)、『明治前期曹洞宗の研究』(法藏館)、『熱田白鳥山法持寺史』(法持寺)、『志は老いず』(大法輪閣)、『修訂 曹洞宗の袈裟の知識』(曹洞宗宗務庁)、『大本山永平寺名古屋別院奉安殿護國院史』(奉安殿護國院)など。

黃英哲・張羽・謝政諭・葉肅科 編
A5判/並製カバー装 352頁 ISBN978-4-86333-185-3 C3030
本体価格 5,000円(税込5,500円) 2022年3月31日発行
アジア太平洋地域・両岸関係と廈門・金門の役割をテーマとした、愛知大学・廈門大学・東呉大学・金門大学4大学シンポジウムの論集。
刊行寄语 爱知大学国际问题研究所 所长 佐藤元彦(林涛译)
爱知大学厦门大学东吴大学金门大学 四校厦金区域综合研究论文集序
厦门大学台湾研究院两岸关系和平发展协同创新中心 主任 刘国深
廈門金門兩岸問題四大學共同研究論文集序 東吳大學人文社會學院 院長 黃秀端
一九五四年至一九五八年间中共对台策略的调整──兼论台海问题中的“民族大义” 陈忠纯
「八二三砲戰」下金門地區平民的疏遷──以新聞報導為中心的考察 村上享二(陳奕汎譯)
赴陸台灣民眾對「惠台31條」政策的感受與影響評估 左宜恩
从中国大陆游客的金门行论“旅游本真性” 林涛
走味的蘋果──台灣《蘋果日報》影劇版的政治研究 謝靜國
推进两岸共同市场的突破口──厦金试验区 邓利娟
海峡两岸在厦金海域的非传统安全合作研究 张文生、李美霖
新形势下推进厦门与金门深度合作研究 王勇
兩岸跨域合作模式之建構與阻礙 劉佩怡
兩岸關係僵化下的金廈合作發展與影響 陳慧菁
浅论近代日本知识青年对“厦门” 的印象──以东亚同文书院生大正期《大旅行志》的记录为例 塩山正純
陳嘉庚與楊忠禮──他們的時代及其志業 謝政諭
金門大學的誕生與金僑興學的關聯性──社會資本/融合分析 葉肅科
高老龄社会中老年人与子女的选择──以台湾金门岛珠山村为案例 松冈正子
分析21世紀國際政治經濟變動下的歐盟整合發展 倪周華
中東歐的華人移民與帶路節點──以捷克為例 鄭得興
編輯後記 黃英哲

三好 章 編
A5判/並製カバー装 264頁 ISBN978‒4‒86333‒182‒2 C3022
本体価格3,000円(税込3,300円) 2022年3月31日発行
東亜同文書院生の大調査旅行。日本に渡らなかった、調査末期(1938–43年)を含む報告記録が中国国家図書館編『東亜同文書院中国調査手稿叢刊』として復刻された。新たな資料から、激動する大陸に身をおいた彼らの「日中戦争」にアプローチする。
第1章 日中戦争期の「卒業大旅行」 三好 章
第2章 1930年代の東亜同文書院における 記述の再生産と大調査旅行 野口 武
第3章 『調査報告書』など東亜同文関係資料の所蔵状況 石田卓生
補 論 『中国省別全誌四川巻』の中国語訳 李 彬
第4章 1920、30年代における書院生の フルンボイル調査について 暁 敏
第5章 書院生が歩いた蒙疆 1937~1942 長谷川 怜
第6章 日本による蒙疆のカトリック工作
──伊東重美「大旅行報告書 蒙疆に於けるカトリツク宣教師の活動状況」(1939)を
手掛かりに 長谷川 怜
第7章 蒙疆地域における教育の展開と目指された成果 ──大旅行調査報告書の分析から 長谷川 怜
第8章 東亜同文書院生が見た山西省新民会 ──大旅行調査の教育的意義 広中一成
補 論 日本軍占領下山西省における大旅行調査
──東亜同文書院第36期生の旅行日誌を手がかりに 広中一成
第9章 崑山 ──1941年夏 清郷工作開始前後 三好 章
第10章 蘇州・常熟の清郷(1943) ──亀井壯介報告から 三好 章
編者あとがき
東亜同文書院大学卒業大旅行報告書タイトル一覧:日中戦争全面化以後

愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編
発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 142頁 ISBN 978‒4‒86333-184-6 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2022年3月10日発行
愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、第23弾。
外国語教育・民間教育の2チームにわかれ、オンライン調査を実施。
北京外国語大学の学生との融合学習の一環として、中国語・日本語によるオンライン講座も開かれた。
「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。
公立学校を中心とした中国での英語学習状況と課題
オンライン塾の外国語教育
中国における日本語教育──注目される日本アニメ
公学歴社会の国,中国における塾とは
オンライン教育産業におけるサービス提供の背景──日中比較考察
民間教育における都市と農村の違い

藤田佳久 著
B5判/並製カバー装 298頁(巻頭カラー・巻末カラー)
ISBN978-4-86333-178-5 C3025
本体価格2,200円(税込2,420円) 2022年2月22日発行
全10章に渡り、近世を通じ形成された伝統的な治水システムである不連続堤、そのうちでもとりわけ「霞堤」を中心に、治水論や治水技術も含め、全国的に展望し、検討し、その特性と位置付けを行い、その上で、今日その多くがデ・レーケ型へ転換したあともなお生き続け、希少価値となっている豊川下流域における「霞堤」の歴史的成立過程とその存立基盤を多面的に検討する。
藤田佳久(ふじた よしひさ)
1940年愛知県生まれ。
愛知大学名誉教授、理学博士、地理学
元愛知大学東亜同文書院大学記念センター長
日本沙漠緑化実践協会会長(内モンゴルに400万本植林中)ほか、地域の各種委員会長など。
日本地理学会、歴史地理学会、経済地理学会の各名誉会員。
日本地理学会および歴史地理学会より学会賞受賞、国土交通省河川功労賞(2017年)、東亜同文書院記念賞(2回)。
はじめに
第1章 「霞堤」をめぐって
第2章 近世における治水論と治水技術の展開
第3章 豊川下流域における霞堤の成立条件とその展開
第4章 近世の豊川下流域における霞堤配置の復元
第5章 元禄期「本野ヶ原入会争論裁許図」の景観から読める村落の入会関係と豊川「下郷」の村落
第6章 近世における豊川流域および奥三河山間地域における林野利用の展開とその荒廃化
第7章 豊川下流域における水害と治水運動
第8章 豊川放水路建設用地問題をめぐって──とくに用地交渉の会議録をベースにして
第9章 豊川下流域の不連続堤地帯における集落立地と住民の水害環境意識
第10章 450年の歴史を刻んだ松原用水(東三河) の歴史地理学的研究
──世界かんがい施設遺産への登録を記念して
おわりに
索引

立川武蔵 著
A5判/並製 89頁
ISBN978-4-86333-180-8 C0092
本体価格1,000円(税込1,100円) 2022年2月6日発行
「はじめに」より
やがてわたしはその「恐ろしきもの」は時(時間)と関係していると思うようになった。時がなければわれわれの命もない。死とは時に「焼かれてしまう」ことを意味する。時は命を燃やす火であるが、一方では命を焼く火でもあるのだ。時の太鼓を聞きながら、八十年が過ぎた。
立川武蔵(たちかわ むさし)
1942年名古屋に生まれる。
名古屋大学教授、国立民族学博物館教授、愛知学院大学教授を経て、現在、国立民族学博物館名誉教授。

エズラ・F・ヴォーゲル・李 春利 著
A5判/上製カバー装 212頁 ISBN978-4-86333-177-8 C0036
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2021年8月30日発行
ハーバード大学名誉教授エズラ・ヴォーゲルは、日本では1979年に発行されたベストセラー『ジャパン・アズ・ナンバーワン』の著者として有名。中国や日本など東アジア関係の研究に従事した社会学者である。彼が愛知大学で行った生前最後の講演を収録。講演録をより理解するための解説と豊富な資料を満載。「永遠の隣人」どうしである日中関係をよりよいものとするための示唆に富む内容。
エズラ・F・ヴォーゲル(Ezra F. Vogel、傅高義)
ハーバード大学ヘンリー・フォードII 世社会科学名誉教授。
1930年米国オハイオ州生まれ。1958年にハーバード大学にて社会学博士号を取得。ハーバード大学社会学部教授や東アジア研究センター所長を経て、日米関係プログラム所長、フェアバンク中国研究センター所長、アジアセンター初代所長などを歴任。1979年に『ジャパン・アズ・ナンバーワン』を出版、日本で70万部を超えるベストセラーに。2011年に『現代中国の父 鄧小平』を出版、中国で100万部を超えるベストセラーに。2020年12月20日、90歳で逝去。
李 春利(りしゅんり、LI Chunli)
愛知大学経済学部教授・大学院中国研究科教授、愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)所長。中国遼寧省生まれ。中国社会科学院大学院、京都大学を経て、1996年に東京大学にて経済学博士号を取得。ハーバード大学上級研究員(Fellow)、MIT兼任研究員、浙江大学講座教授などを歴任。専門分野は中国経済論、国際産業論及び環境・交通経済論。

朱彝尊 中村喬 譯注
発行:中國藝文硏究會 発売:あるむ
A5判/上製カバー装 363頁 ISBN978-4-86333-175-4 C0039
本体価格4,500円(税込4,950円) 2021年7月20日発行

辻󠄀 千春 著
B5判/並製 108頁 音声ダウンロード(mp3)付 ISBN978-4-86333-168-6 C1087
本体価格 2,500円(税込2,750円) 2021年3月30日刊
中国語入門初級テキスト。音声ダウンロード(mp3)付。
大学生の好一くんが初来日した李明さんの日本滞在をサポートする、様々なおもてなしの場面での中国語を学ぶことで、実際に“使える”中国語の習得を目指します。
発音編、会話・文法編(1~12課)、長文読解編(13~15課)の3部構成。
伝統的な習慣や昨今の事情など、中国に関するコラムも掲載しています。
辻󠄀 千春(つじ ちはる)
愛知文教大学人文学部 教授
学術博士(1998年、名古屋大学)

永井崇弘・塩山正純 編
A5判/並製カバー装 384頁 ISBN978–4–86333–171–6 C3016
本体価格 7,000円(税込7,700円) 2021年3月25日発行
1807年、アルメニア人のキリスト者ラサール(Johannes Lassar)の手になる漢訳「マタイの福音書」は、インドのフォート・ウィリアム大学副学長のブキャナンより英国カンタベリー大主教へ謹呈された。
2世紀を経て今日、英国ランベス・パレス図書館に蔵されるその漢訳「マタイの福音書」を翻刻、影印。
音訳語を比較検討し、ラサールが漢訳した道程を探る。
漢訳聖書研究における貴重な史料を提供。
序
はじめに
1.プロテスタントによる最早期のインド伝道
2.プロテスタントによる漢訳聖書の最初の翻訳者ラサールと聖書漢訳の経緯
3.ラサール訳『嘉音遵菩薩之語』について
4.ラサール訳の底本の可能性がある聖書
5.ラサール訳『嘉音遵菩薩之語』の底本
6.『嘉音遵菩薩之語』における音訳語
おわりに
音訳語対照表凡例
『嘉音遵菩薩之語』音訳語対照表
翻字凡例
『嘉音遵菩薩之語』翻刻
『嘉音遵菩薩之語』影印
影印凡例

愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編 発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 150頁 ISBN978‒4‒86333‒174‒7 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2021年3月10日発行
愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、北京編。
第22弾は、人的資源管理・女性の働き方・農村観光・SNSの4チームにわかれ、初のオンライン調査を実施。
北京外国語大学の学生との融合学習の一環として、日本語によるオンライン講座も開かれた。
「日中学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。
日中の雇用形態比較と離職対策
企業の人材確保戦略──昇進・昇給の明確性
日本の女性就業の現状
中国の女性就業の現状
働く女性の就業意識と男女間での差別
持続可能な農村観光──長野県飯山モデルと上海モデル
過疎化と経済面から見る中国農村の持続可能性
中国の消費者の口コミ重視傾向
中国におけるSNS の普及率と地域格差

ヘルマン・バウジンガー 著 河野 眞 訳
A5判/上製カバー装 約612頁 ISBN978–4–86333–166–2 C3039
本体価格 13,000円(税込14,300円) 2021年3月3日
ドイツ生まれのゲルマニスト・民俗学者である著者による、口承文藝論。
決まり文句と言葉遊び、劇行事・音楽行事の諸形式など、ドイツ語圏において過去数世紀にわたって繰り広げられた口承の伝統について論じる。
ヘルマン・バウジンガー
1926年生まれ ドイツの民俗学者。ゲルマニスト
訳者
河野 眞(こうの しん)
1946年兵庫県伊丹市生まれ。京都大学文学部ドイツ文学科卒業、同大学院修士課程修了。
愛知大学国際コミュニケーション学部元教授。博士(文学/京都大学)。

竹内通夫 著
四六判/上製カバー装 200頁 ISBN978-4-86333-170-9 C0075
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2021年2月20発行
東海地区初の大学女子野球チーム創設者であり「現代の女学生たち」の野球を見てきた著者。希少な資料・証言を整理することで見えてきたのは、時代に翻弄されながらも白球を追う「戦前の女學生たち」の姿であった。 第二章では戦前の野球青年正岡子規を柱に、訳語「野球」誕生の背景にも迫る。
竹内通夫(たけうちみちお)
1939年愛知県名古屋市生まれ。金城学院大学名誉教授。教育学博士。
東海地区初の大学女子野球チーム「金城リリーズ」を結成。十五年間にわたり、部長、監督、コーチを兼任。
まえがき
一 はじめに
二 明治期における女子野球
三 大正期における女子野球(Ⅰ)
四 大正期における女子野球(Ⅱ)
五 付論 戦後の女子野球──第二次世界大戦後から現代まで
一 はじめに──「子規の野球殿堂入り」
二 文明開化における「ベースボール」
三 「ベースボール」の訳語「野球」について──外来文化の「日本化」
四 「バット一本球一個を生命の如くに思い居り」(子規)
五 「ベースボール」の日本化
六 おわりに
付論1 回想の長谷川良平投手(元広島カープ)
付論2 「日本の女子野球」Japanese Women’s Baseball(英文)
「あとがき」にかえて

萩原正樹 編
A5判/上製カバー装 288頁 ISBN978–4–86333–169–3 C3090
本体価格 8,000円(税込8,800円) 2020年11月30日発行
日中韓の知識人は、東アジア漢字文化圏における共通言語ともいえる中国古典語を自在に用いることによって、それぞれの口頭言語を知らなくてもコミュニケーションを取ることができた。その中国古典語による言語藝術である詩や詞も早くに日韓両国に伝わり、社交の道具としても用いられ、特に明治維新以降は文人交流において互いに理解を進める役割を持っていた。詩詞を通した交流は相互理解にどのような影響を与えたのか。本書には、明治期における日台文人交流や、内藤湖南、森槐南、長尾雨山、久保天隨ら明治・大正期を代表する優れた漢学者・漢詩人の文学と交流、また金允植と日本人との詩文唱和についてなど、さまざまな問題が従来には無い視点から描き出されている。
編者
萩原正樹(立命館大学文学部教授)
明治時期臺灣「玉山吟社」臺、日文人漢詩交游及相關詩評探析: 以『臺灣新報』、『臺灣日日新報』爲核心
周志煌(国立政治大学中文系教授)
小泉盜泉と詞 萩原正樹(立命館大学文学部教授)
路歧的回望:内藤湖南漢詩中的淸人與遊淸 汪超(武漢大学文学院副教授)
晚淸民國報刊中的森槐南與文人交流研究 詹千慧(国立彰化師範大学国文系専案助理教授)
金允植(號:雲養)と日本人官僚・文人學者の詩文唱和について
―『雲養集』所收『東槎謾吟』と『芝城山館納涼唱和集・輕妙唱和集』を中心に
魯耀翰(高麗大学校漢字漢文研究所研究教授)
長尾雨山與近代中國文人之詩歌交流―以鄭孝胥、上海結社爲中心 賴信宏(東呉大学中文系助理教授)
鷹取岳陽年譜補訂稿 萩原正樹(立命館大学文学部教授)
論大正詩人久保天隨與淸詩的受容關係 佘筠珺(国立台湾大学中文系助理教授)
後記

安藤 榮 著
A5判/並製 328頁(カラー口絵) ISBN978–4–86333–165–5 C3021
本体価格 2,500円(税込2,750円) 2020年10月26日発行
名古屋在住の古紙幣の収集家安藤榮さんが50年以上かけて集めた尾張藩領(愛知県西部を中心とした地域)で発行された藩札・米切手を整理し研究した集大成。それ以外にも江戸時代には各種の商品切手などもあり、多様な経済活動が垣間見える。図版も充実、巻頭カラーは16ページと豊富。
安藤 榮(あんどう さかえ)
1946年愛知県犬山市生まれ。名古屋古札研究会会員。
口絵/郡司氏の手紙/実物本位の歴史研究/古札の研究について/まえがき/凡例/尾張の地図
札の始まり/藩札の始まり/尾張藩 寛文札の発行
米切手発行までの歩み/米切手黄色札の発行/単龍札の発行/双龍札の発行
文化三年・五年札/米切手の漉所/文政十二年札/正金不足と米切手/廃札の焼却
御払銭の発行/名古屋城の金鯱
六分回収・四分増印/米切手通用やむ
尾張藩の贋二分判金の回収と札の発行/名古屋の商方会所札/明治三年発行、五両札と一両札
犬山藩札の通用/犬山普請切手/美濃路九駅通用札
泊切手/尾張藩の継駕籠壱挺/車一輌切手/名古屋の商品切手/名産品の保証書
名古屋の通り切手/尾張藩の農兵と腰札
参考文献/著者所蔵資料/年表/あとがき

橋本龍幸 著
A5判/上製カバー装 206頁 ISBN978–4–86333–163–1 C0022
本体価格 3,000円(税込3,300円) 2020年5月30日発行
ヨーロッパの古代から中世への転換期に関わる史跡を訪ね、その場の空気に浸り、そこで見た光景を感じたままに綴った旅の記述。歴史の現場に立って生まれる知見とともに、地理的感覚をもって文献を読み歴史を考えることで見えてくる風景が、歴史学者の眼を通して語られる。カラー写真多数。
橋本龍幸(はしもと たつゆき)
1941年愛知県生まれ。愛知学院大学名誉教授。文学博士。
著書に『中世成立期の地中海世界』(南窓社、1997)、『聖ラデグンディスとポスト・ローマ世界』(南窓社、2008)、『ヨーロッパ史跡探訪──歴史への誘い』(南窓社、2011)など。
はしがき
1 地中海西岸のタラゴナ
2 ローヌ川流域のヴィエンヌ
3 モーゼル川流域のトリーア
1 ブレンナー峠とインスブルック
2 アルプス山間の集落シュクオル
1 サン・トノラ島のレラン (ス) 修道院
2 リグジェの聖マルティヌス修道院
3 聖ベネディクトゥスの修道院
スビアコとモンテ・カッシーノ
4 コルンバのアイオナ修道院
5 コルンバヌスの修道院
アヌグレイとリュクスイユ
6 エイダンのリンディスファーン修道院とウィットビーおよびダラム
7 エヒタナッハの聖ウィリブロード教会
8 フリッツラーの聖ボニファティウス教会とビュラブルク
1 オビエド、レオン、ブルゴス
2 サンティアゴ・デ・コンポステラ
3 ジブラルタル海峡
おわりに

藤田佳久 編
A5判/上製 264頁 ISBN978-4-86333-162-4 C3023
本体価格 3,000円(税込3,300円) 2020年3月30日発行
1900年初頭、上海に開校した東亜同文書院は、ビジネススクールとして幾多の精鋭を輩出した。当時の欧米にもない、外地での学修を通じて徹底的に中国語と英語を習得し、中国内で踏査旅行を実施、それらは膨大な記録を残している。大学昇格も含めて45年という半世紀近い歴史をもち、各界へ卒業生を送り続けた。彼らが東亜同文書院で培った精神は、日本の高度経済成長を陰で支えた。今まであまり触れられなかった進路について、本書にそれを裏付ける詳細データを掲載。

愛知大学国際問題研究所 編
A5判/並製カバー装 312頁 ISBN978–4–86333–161–7 C3030
本体価格 3,000円(税込3,300円) 2020年3月25日発行
愛知大学国際問題研究所設立70周年を記念する、国際シンポジウム「グローバルな視野とローカルの思考」、および『LT・MT貿易関係資料』(影印復刻版)出版記念講演会をもとに編まれた、文学、哲学、経済学、経営学、文化人類学、歴史学、語学等々の論者による、学際的広がりに向けた論文集。
刊行に際して 佐藤元彦
華夷の変──華語語系研究の新しいビジョン 王 徳威
[関連論説]
說「文」解「字」──張貴興小說與「華夷之變」的文化想像再現策略 梅 家玲
[思想・文学]
「土の近代」と「水の近代」──中国近代化の歩みから考える 石井 剛
文学の分有──東アジアにおける近代文学の起源 橋本 悟
清末文学“庚子西狩”书写的除魅效应 林 晨
[経済・経営]
国際開発論の新たな段階──「グローバル」と「ローカル」のはざまで 佐藤元彦
マーケティングへの招待──消費者は、マーケティングの何を評価しているのか? 太田幸治
化するマーケティングと文化衝突 土屋仁志
[文化・社会]
民族文化をめぐるジレンマ──中国客家地域における市場経済化と生活実践 河合洋尚
バンコク民家の神仏像祭祀──タイ都市民の家庭祭祀にみるグローバルとローカル 加納 寛
四川アルス・チベット族におけるJoと移住伝承 松岡正子
東亜同文書院生の思い出に記された厦門──大正期以前の『大旅行誌』の記録を中心に 塩山正純
同步观察与共时交响──东亚同文书院时期大内隆雄对中国戏剧的译介活动考论 裴 亮
LT貿易の起源──1950年代の日中民間貿易協定再考 井上正也
[歴代所長による回想録]
「令和」の国際問題 第10代所長 嶋倉民生
国研所長10年の思い出 第12代所長 三好正弘
国際問題研究所との関わりを振りかえって 第14代所長 川井伸一
所長時代の思い出 第15代・第17代所長 馬場 毅
愛知大学国際問題研究所 沿革
愛知大学国際問題研究所 歴代所長
シンポジウム・講演会開催案内
新聞掲載記事
後記 黄 英哲

愛知大学現代中国学部現地研究調査委員会編 発行:愛知大学 発売:あるむ
B5判/並製 総頁158頁 ISBN978-4-86333-159-4 C3030
本体価格 2,000円(税込2,200円) 2020年3月10日発行
愛知大学現代中国学部学生により行われた現地研究調査報告、台湾編。
第21弾は、台北市をはじめ、新北市、桃園市、新竹市を訪問。企業・ツーリズムの二班に分かれ調査を実施。
「日台学生国際シンポジウム」での調査報告も中国語原文にて収録。
日台ローカライズの壁
広がる人材の現地化──台湾における課題と改善方法
台湾企業のプロモーション戦略
「負の遺産」とは何か
「正の資産」としての歴史遺構
台湾行政機関の考える問題と対策について